3つの要素
ポジティブ心理学上で「幸せ」
というものは、以下の3つの要素で
構成されています。
- 遺伝的に決められたもの
- 環境
- 意図的な行動
1つ目の「遺伝的に決められたもの」
が指す幸せは、年齢や経験、
環境に左右されず、生まれつきどれだけの
幸福を感じられるかという素質を表します。
2つ目の「環境」。
家庭や友人、同僚などの人間関係や、
仕事、収入、所有物を含めた普段の
生活環境全体を指します。
3つ目の「意図的な行動」は、
自分の意志や行動によって
変えられることを指します。
幸せはコントロールできる
マーティン・セリグマンらの研究によって、
「幸せ」の構成要素は、数式として
表すことができると分かりました。
永続する幸福のレベル(100%)=
遺伝(50%)+環境(10%)+意図的行動(40%)
幸福度は、自分の行動次第で
上げることができるのです。
そして近年では、幸せに関係するものと、
関係しないものが、
少しずつですが明らかになってきています。
幸せに関係するものとしては、
- 楽観主義
- 外向性
- 親しい友人がいること
- 結婚
- 情熱を傾けられること
- 趣味
- 快眠
- 運動
- 健康状態
逆に幸せにあまり関係がないものは、
- 年齢
- お金
- 外見的な魅力
- 性別
- 教育レベル
- 気候の良さ
- 医師の診断結果
- 住居
です。
おわりに
もしいま…
「わたしは幸せじゃない…。」とか
「お金がないから幸せじゃない。」
と思っているのであれば、
幸せに関係するものを知って、
逆に幸せにあまり関係ないものも知る。
そして、自分の幸せはコントロール
できないと思い込まずに
できることから「行動」することで
感じるものが変わるかもしれません。
それでは、今日も素敵な
1日となりますように*