Ena
インストラクターになってから、
よくあること。
- ポジティブ心理学を学んだから、ネガティブ感情はなくなったの?
- NO。
ポジティブ心理学を
学んだからといって、
ネガティブ感情が
なくなったわけでは
ありません。
学べば、なくなる!
というものでもありません。
ゼロにすることは難しいですし、
そもそもポジティブ心理学では
ネガティブ感情をなくす必要は
ないと考えられているんです。
じゃあなぜポジティブ心理学を
学ぶ必要があるの?
といわれたら、
それは、ポジティブ心理学を学ぶことで
ネガティブ感情も人の成長にとっては
とてもとても大切な感情だということを
学ぶことができるからです。
わたしも以前は、
「マイナス思考の自分はダメだ…」
と思っていて、
自分を責めることが多かったんです。
だからネガティブ感情を
ゼロにしたい気持ちもわかります。
でもポジティブ心理学の学びの中で
ネガティブ感情についても学んだことで
自分がいま抱いている感情を
受け入れられるようになりました。
ポジティブな感情も、
ネガティブな感情も
どちらとも。
悪いことしかないと思われがちな
ネガティブ感情にも、
下記のような良い側面があるんですよ!
- 後悔
(反省、成長のきっかけになる。) - 不安
(自制や警戒によって、身を守れる。) - 悲嘆
(人生の深みを知ることができる。) - 憂鬱
(自分が無理をしていることに気づける。)
こんなふうにネガティブ感情も
人の成長には欠かすことができない
大切な感情なのです。
ネガティブな出来事の中にも、
ポジティブな側面があったりするもの。
そこで、今回の記事では
ネガティブ感情を
抱いてしまったときに
意味を見いだすことができる
ワークをご紹介します。
あなたに最近起きた
ネガティブな出来事に対して、
「よかったこと」を
見つけられるかもしれません。
わたしも身につくまで
時間がかかりましたが、
思考を変えられると、
本当に生きやすくなります!
お時間のあるときにぜひ
お気に入りのノートに書き出して、
チャレンジしてみてくださいませ。
- 最近起きたいやなことは、何ですか?
- いやだった点は、何ですか?
- どんな感情になりましたか?
- そこによかった点は、ありませんでしたか?
- よかった点を書き出すと、どんな気持ちですか?
- その出来事の真の意味は、何だったと思いますか?
Ena
すべての感情は、
ある意味で宝物です。
そう考えてみると、
いまは受け入れがたくても、
ネガティブ感情を
なくす必要はないかも?
と思えるようになるかも
しれません。
このワークがなにかの
きっかけとなりましたら
嬉しいです。
それでは今日も素敵な
一日となりますように*