現在、2歳6ヶ月の息子。
口蓋裂の手術が終わってから、もうすぐ1年が経とうとしています。
口蓋裂のお子さんは手術が終わったあと、定期的に言語聴覚士の先生と、訓練をしているかと思います。
わが家の息子も3ヶ月に1度くらいのペースで、言語聴覚士の先生のもとへ通っています。
ちょうど行ってきたばかりのところなので、今回も先生から出された課題もありましたので、備忘録として記事を残しておこうと思います!
【課題1】ストローで吸う&吹く練習

口蓋裂の手術が終わったあと、まず最初に訓練を始めたのがストロー!
手術をして口蓋が閉じたことで、ようやく「吸う」ということが出来るようになりました。
息子も訓練して、今ではとっても上手にストローで飲み物を飲むことができています◎
ストローが使えるようになった途端、ファミレスなど外でのお食事がとっても楽になりました!!!
そんな今は、「吸う」ことに加えて、「吹く」トレーニング中です。
ケーキなどの上に乗っているロウソクの火を、まだ消すことができません。
なので、コップにお水を入れたものにストローを差して、ブクブク。
お風呂でも練習をしています^^
Ena
ちなみに、息子は2歳3ヶ月のときにストロー飲みができるようになりました!

手術が終わってから始まったストロートレーニングに、役に立ったのが「リッチェル アクリア コップでマグ ストロータイプR」です。
フタのプッシュマークを押すと、ストローから飲み物が出る仕組みなので、スムーズにトレーニングできました。
フタを外せば、のちにコップとしても使うことができたので、長く重宝しました^^
Ena
【課題2】ホイッスルを鳴らす練習

もうひとつは、ホイッスルです。
「吸う」よりも「吹く」というほうが、やはり難しいよう。
まだちいさな音ですが、音が鳴ったことに大喜びの息子。
すこしずつコツを掴んでいこうね^^
あとがき
同い年の子が当たり前に出来ることが、わが子に出来ないと、わかっていてもママは落ち込んでしまいますよね。
わたしも息子と(口蓋裂の手術前に)ファミレスへ行ったとき、となりのテーブルで生後半年くらいの赤ちゃんがストローマグでミルクを飲んでいるのを見たときに、「あんなにちいさな赤ちゃんがストロー吸えるのに、なんで息子はストローが吸えないの…」と思ったことがあります。
口蓋裂だと、口蓋の構造的にどうしても出来ないということは分かってはいる。
けれど、日々のケアが大変だと他人が羨ましくなってしまうこともあるし、そう思ってしまうことは仕方ないこと。
口蓋裂を患っているお子さんのママなら、きっと誰もが通る道ではないかなと思います。
それでも、生まれてきてからのわが子の成長を振り返ってみれば、必ず成長していて、出来ることが増えている。
だから自分にも子どもにも、できたことに目を向けて、褒める。
そう心がけています。
このブログには、「口蓋裂」と検索して訪れてくれる方がほとんどです。
わたしもたくさん悩んで、先輩ママたちのブログを読んで救われてきたからこそ、自分も経験や役に立ったことをブログに残すことで、いままさに悩んでいるママに届いたらいいなと思っています。
なので、たくさんあるブログの中からこのブログを見つけてくださって、とても嬉しいです。
ありがとうございます。
そして同じように悩んでいるからこそ、このブログにたどり着いたのだと思います。
すべてのコメント、メッセージに目を通しております。
いま悩みがあるけれど、身近に口蓋裂や滲出性中耳炎のことで相談する人がいない…そんな場合にも、ちいさなことでもコメントやメッセージに残してみてください。
ほんのすこしでも心が軽くなるかもしれません。
Ena