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【口蓋裂の子育て】哺乳瓶は5本スタンバイしておくことで楽になる

 

わたしは息子が手術を終えるまでの約2年間、口蓋裂児用哺乳瓶を日々5本使っていました。

 

(入院中に病室から注文した、まずはじめの2本)

 

生まれてさっそく訪れる新生児期。

1日頻回の母乳、ミルクタイムがあります。

わたしの場合は母乳を搾乳して、それを哺乳瓶に移して飲ませていました。

夜中は、搾乳しておいたものだけでなく、ミルクにもたくさん頼っていました^^

 

そんなとき、夜を乗り越えるために工夫したのが、哺乳瓶のスタンバイ。

夜中も何回も起きるので、とても2本ではやっていけないと思い、

 

 

生後1か月のときに、3本買い足して合計5本になりました。

 

夜寝る前にこの5本の哺乳瓶たちに、ミルクの粉末を入れておきます。

白湯を入れる量がわかるように、ふせんに書いて貼っておく。

そして、調乳温度(人肌くらい)にした白湯を入れたマグと共にキッチンへ置いておく。(寝室とキッチンが離れている場合は枕元でも◎)

このひと手間をやっておくだけで、夜中寝ぼけていても計り間違えることがなく、夜中赤ちゃんが起きたら、お湯を入れて用意するだけで済むので、かなり楽に。

そして5本スタンバイしておけば、飲み終えても急いですぐに洗って消毒しなくても、朝までそのままにしておいてもなんとかなりました。

それだけでかなり負担減になります◎

 

夜中に起きて眠いなか、暗いなかで、おむつを替え、搾乳したものを温め直したり、ミルクをつくって飲ませるだけでひと仕事。

 

Ena

そのあとに哺乳瓶を洗って消毒するのは、寝不足が続く日々の中でつらかった…

 

だから5本スタンバイしておくことで、夜中つかった哺乳瓶を脇に置いたまま、たとえ5分でも多く睡眠時間を取れるように工夫しました。

 

結果的に哺乳瓶の5本スタンバイは、夜中だけではなくて、通院の時やお出かけの時にも役に立ちました。

口蓋裂児用哺乳瓶は、普通の哺乳瓶と違って中栓がありますよね。

この中栓が、外出時に落ちたときのショックといったら…

そんなときに5本もあれば、「予備まだあるからいっか♪」と思えるんですよ^^

予備の乳首もいつも多いかな?と思うくらい余分に買っておいたり、持ち歩いていました。

 

(乳首だけ劣化が早いですよね。説明書にも交換目安は2か月とありました。)

 

きっと普通だったら、哺乳瓶は2本もあれば十分なのかもしれません。

けれど、母乳やミルクを飲むことにちょっとでも難のある口蓋裂の子どもを育てるため、日々楽しむためには、それを乗り越える工夫が必要だと思ったのです。

わたしは「口蓋裂がある」というハンデだけで、子育てを辛いものにしたくなかったから、日々楽しく、いかに楽にできるかを考えたことのひとつが哺乳瓶5本スタンバイだったというお話でした^^

 

Ena

参考になれば嬉しいです。

 

▽ わたしが参考にしていた本とお世話になった哺乳瓶たちです

 

 

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