口蓋裂のあるお子さんは、おそらく 大半の方が、通称「P型」と呼ばれるピジョンの哺乳瓶を使っていることと思います。
ena
近所のドラッグストアでは、手に入らないP型哺乳瓶。

近所のドラッグストアでは、手に入らないP型哺乳瓶。
形成外科へ行ったときにまとめ買いをしたり、楽天やAmazonに本当にお世話になりました。
口蓋裂があっても、ストロー飲みができる場合もあるようなのですが、どんなにがんばっても息子は吸うことができませんでした。
なので、口蓋裂の手術が終わる2歳頃まで、P型哺乳瓶にお世話になりました。
そんななかで、息子が使えるマグが見つかるまでは、P型哺乳瓶にミルク以外にも麦茶やお水を入れて飲んでいたのですが、離乳食もはじまって、外出する機会が増えてきたとき。
そろそろP型哺乳瓶以外にマグなども使えるようになれたらいいなぁ…
と思うようになったのですよ。
P型哺乳瓶だけでもいいんだけれど、マグも使えたらお出かけももうすこし楽になれるんじゃないかな?と。
そんな思いから西松屋やイオンをまわり、「ストローマグ以外で使えそうなものを!」と見つけたのが2つのマグでした↓

写真左がピジョンの「マグマグ コップ」、写真右がコンビの「ラクマグ はじめてのコップ」です。
コンビ「ラクマグ はじめてのコップ」
使っている方はご存知のとおり、P型哺乳瓶は吸って飲むことのできないお子さんが、唇と舌を使って押すことで、ミルクを押し出して、ミルクを飲めるような構造になっていますよね。

このラクマグも、P型哺乳瓶と似たような構造で唇を使ってくわえることで、中の飲み物を出すことができたのです。
「吸う」ことができなくても、上手に飲めました!

- くわえるだけで飲める
- 逆さにしてもこぼれない
- カプッとくわえたときだけ飲み物が出る
という仕組みになっています◎
毎日使うほど、息子もお気に入りのマグになりました。
子どもの成長とともに外出の機会が増えてくると、P型哺乳瓶では困る場面も出てくることがありませんか?
(外出先で、P型哺乳瓶の中栓が瓶内に落ちてしまったときの悲しい気持ち…。あるあるですよね。)
このラクマグは蓋をしっかり閉めることができて、子どもがコップをひっくり返しても中身が出ず、こぼれませんでした。
安心して息子に持たせることができています^^
ピジョン「マグマグ コップ」
もうひとつ。
コップ飲みの練習と並行して使っていたのが、こちらのマグです。
コップ飲みトレーニング用につくられているので、「コップではまだ上手に飲めない」というお子さんにも便利なマグです。

つまみで流水量が調整出来るので、少しずつトレーニングできます。
蓋も閉まるので外出用にも使っていました◎
赤ちゃん用のマグはストロータイプが多いなかで、ストロー以外のありとあらゆるマグを買ってきては試しました!
その結果、わが家では上記2つのマグが使えました。
おかげで外出するのも楽になって、のちにコップ飲みも上手になった息子です^^
ena
▽ ストローマグの記事はこちら

▽ わたしが参考にしていた本です