口蓋の役割
口蓋は、言葉を話すためや
食べ物を飲み込むために大切な部分です。
1歳を過ぎてくると、
「あー」「うー」や「まんまー」と
子どもが少しずつおしゃべりを始めます。
口蓋が正常な形になっていないと
鼻から空気が漏れてしまって、
口腔内の圧力を上げて発音する
言葉を出すことができません。
パ行やバ行などが難しいと
されています。
だから、「パパ」よりも
「ママ」と呼ぶかもしれません。
息子もときどき「パパ」のことも
「ママ」と呼んでいる時期が
ありました😅
その難しい音を出そうとして、
本来つかわない部分で音を出すことを
「構音障害」といわれます。
そのようなクセが出てしまう前に
手術をするのですが、先生によると
一般的には1歳~1歳半頃に行うことが
多いそうですよ。
息子は、1歳8か月のときに
手術をしました。
必要な検査
口蓋裂の手術の際は、
全身麻酔で行われます。
麻酔による問題がないかを
調べるために、
- 血液検査
- 尿検査
- 胸部X線撮影
- 心電図
などの検査をしました。
また、口蓋裂をもっている子どもは
中耳炎になりやすいですよね。
息子も滲出性中耳炎を患っているので
昨年(生後8か月のとき)に
鼓膜換気チューブ留置術の手術を
したのですが、
チューブに汚れが付着してきたため
今回はそのチューブを抜く手術も
同時に行いました。
なので、お子さんによっては
耳鼻科の診察と検査を受けることも
あるかと思います。
入院時に用意するもの
息子が入院、手術した病院では、
以下の持ち物を持参しました。
- 紙おむつ
- おしり拭き
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
- バスタオル
- ハンドタオル
- 洗濯物を入れる袋
- ベビーソープ
- よだれかけ
- おもちゃ
- 衣類
手術当日はもちろん、
術後数日はお鼻やお口からの
出血が多いです。
タオルは大小それぞれ常時5枚は
ストックがあると安心です。
お子さんによって状態は
違うと思いますが、
わたしの息子は予想していた以上に
出血をしていたため、
自分の着替えも用意していました。
エプロンも持っていくと
汚れを気にせずお世話が
できるのでおすすめです☺
おうちで気をつけること
先生からの説明事項で
口蓋裂があるからといって
絶対に!というほど、
普段の生活で気をつけることは
とくにありませんでした。
ただ、口蓋裂の子どもは鼻まわりや
呼吸器などの気管が弱い傾向があるので、
感染症などを避けるため、入院前は
集団の場を避けるよう言われていました。
息子もそうなのですが、
口蓋裂の場合だと
お口の中の粘膜が薄かったり、
気管が細いために呼吸器にリスクが
及ぶことがあります。
息子は、鼻水と咳は出ていなかったものの
熱を出してしまい、呼吸器のリスクを
避けるために一度手術が延期になりました。
熱があると、当然麻酔を
つかうこともできないのです。
特に今年は、新型感染症が
流行していることもあり、
病院側もとても敏感ですし、
先生方も気を張っておられます。
そしてママが風邪をひいてしまっても
手術は中止になってしまう。
手術が終わってからしばらくの間、
1週間~2週間は入院生活が続きます。
その間、ママが体調を崩してしまうと
面会ができなくなってしまいます。
だからお子さんの体調管理は大切ですが、
ママも自分の体調管理を忘れないように
してくださいね☺
それでは、今日もお疲れ様です🌷